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執筆者の写真R&B SOURCE編集部

Samm Henshaw▶︎▶︎ファレルに認められた男が歌う"Broke"。ダメ男っぷりを歌う歌詞とは真逆に、心地良すぎるメロディがクセになります。

更新日:2022年1月28日


samm henshaw broke
「ダメ男っぷりを歌う歌詞、でもメロディが心地良すぎる」このギャップが魅力的な"Broke"

米国の大手ハンバーガー・チェーン「Five Guys」の仕事をクビになるところから曲がスタートし、Five Guysをクビになった後、倦怠な生活を送ることとなった状況を見た彼女が愛想を尽かし、なんとかもう1度彼女に振り向いてもらおうと懸命に努力する内容を歌った"Broke"。


「あの地獄から一週間が経った、Five Guysをクビになったんだ。


彼女には追い出された、俺はダサいってさ。


多分彼女は的を得てるよ、だってFive Guysをクビになるやつなんていないだろ?


彼女は俺が変われないと思っている。


でも俺は寝る時間を削って、君が必要としているものをあげられる。


君を愛する、誓うよ。


でも俺に教えて欲しい、もし俺が一文無しじゃなかったらどうしてた?


俺ともっと一緒に過ごしてくれてたかい?君がそうするって言っていたみたいに。


どうすればいいか教えて。


だって俺ひ必要なことはただ1つ、君に愛されることだけだから」


Samm Henshaw

Broke

自分の不甲斐なさを認めた上で再起を図ろうとする様は、一見簡単なように思えてとても勇気のいる行動。


今回の"Broke"で見事なダメ男っぷりを演じたのは、英ロンドンを拠点に活動するSamm HenshawことIniabasi Samuel Henshaw。


曲のテーマ自体は少しネガティブな印象の"Broke"ですが、クリスチャンの家庭で育ったというSamm Henshawのルーツを感じるゴスペル風の軽快なトラックやメロディは、歌詞の内容とは真逆の心地良さ。


「ゴスペル」という言葉の響きだけで「ちょっと難しそう...」と敬遠してしまいがちですが、Samm Henshawのサウンドは抜群の聴きやすさがとにかく魅力ですね。


D'Angelo登場以降のオーガニックなソウル観と、PJ Mortonを思わせる絶妙なメロディ・センスを"Broke"で魅せたSamm Henshawは、地元の英ロンドンでChance The Rapper, James Bayらのツアー・アクトを担当し、またあのPharrell Williamsと一緒にスタジオ入りするなど、英ロンドンの音楽シーンにおいてもSamm Henshawの存在はピカイチのようです。



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