ビッグ・ネーム達と共演してきた「クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル」
ヒップホップとR&Bを融合させた「ヒップホップ・ソウル」というジャンルを確立させ、「クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル」の名を独り占めにしたMary J. Bligeは、'90年代のR&Bシーンで最も大きな成功をおさめた女性R&Bシンガー。
"Real Love"、"You Remind Me"、"Family Affair"などなど、彼女が残してきた楽曲はいずれもR&B史に残る名曲ばかりですが、ブラック・ミュージックの枠にとらわれず、Sting, George Michaelなど他ジャンルのビッグ・ネーム達と共演するというスケール感の大きさも、Mary J. Bligeの魅力の1つでした。
もちろん、ブラック・ミュージック界のスター達とも幾度となく共演してきましたが、Mary J. Bligeが「コラボレーションする相手を選ぶ条件」とは、一体何だったのでしょうか?
Sting
Whenever I Say Your Name feat. Mary J. Blige
iTunes: https://apple.co/36VMvu2
「音楽的にリスペクトしている人と組むことにしているの」
Mary J. Bligeは、過去のインタビューで「組む条件」を以下のように語っています。
「私は音楽的にリスペクトしている人と組むことにしているの。
Stingの音楽は本当に素晴らしいと思うし、"As"で共演したGeorge Michaelも長いことリスペクトしていたわ。
今はMusiq Soulchildと組みたいと思っているけど、それは彼のやっている音楽良いと思ったからよ(後にMusiq Soulchildの"ifubelieve"で共演)。
Jay-Zや50 Centと共演したのだって、彼らが売れているからじゃないし、誰とでも良いから闇雲に組むっていうことはしない。
Jay-Zがヒップホップ・シーンで成し遂げたことをリスペクトしているし、Biggieが亡くなった後のシーンを引っ張れるのは彼しかいなかった。
50 Centの登場でヒップホップ・シーンは救われたわ」
Musiq Soulchild
ifubelieve feat. Mary J. Blige
iTunes: https://apple.co/36RQEPA
Mary J. Bligeの関連記事