Silk Sonic|ある日本人演奏者が参加していた"Leave the Door Open"。
- R&B SOURCE
- 2月7日
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デビュー曲でグラミー4冠達成
2010年代以降の音楽シーンをリードするBruno Marsと、あらゆる楽器を自在に使いこなすマルチ・ミュージシャンAnderson .Paak。
グラミー賞でもお馴染みの両者が突如「Silk Sonic」というユニットの結成を発表し、彼らのシングル"Leave the Door Open"の衝撃が、ユニット名通り音速で世界中へと広まったのが2021年3月5日。
Silk Sonicが結成された経緯は、2017年にBruno Marsが世界規模で行なった「24K Magic World Tour」の前座にAnderson .Paakが抜擢されたことがきっかけで、ツアーのオフの日に共同で曲作りを行うなどして意気投合していった両者が、そのままSilk Sonicを結成したというのが大まかな流れ。
そんなSilk Sonicが披露した"Leave the Door Open"は、「'70年代のサウンドをもう一度」というコンセプトを掲げた'70年代風のスウィート・ソウルで、プロデュースはLucky Dayeの相棒として知られる売れっ子プロデューサーD'Mileが担当。
「何をしているの?どこにいるの?
予定はあるの?そんなことは言わないでくれよ。
さぁ、一緒に踊ろう。そしてこの愛を一緒に深めよう。
俺の言葉は、ストレートに心から出てくるんだ。俺の腕に抱かれたいなら、
ドアを開けておくよ(Leave the Door Open)、開けたままにしておくよ」
Leave the Door Open
Bruno Mars, Anderson .Paak, Silk Sonic
iTunes: https://apple.co/3uQfEQY
2010年代以降の音楽シーンをリードする、2人のカリスマの共演が話題にならないはずもなく、"Leave The Door Open"は全米シングル・チャート1位を記録し、Anderson .Paakにとってはこの曲で初めて全米シングル・チャートを制覇。
そしてこの曲は、第64回グラミー賞にて「Record Of The Year」「Song Of The Year」などの主要部門を含む、全4部門を受賞するという歴史的快挙を達成。
第64回グラミー賞
「Record Of The Year」受賞
「Song Of The Year」受賞
「Best R&B Song」受賞
「Best R&B Performance」受賞
ちなみに、Silk Sonicというユニット名は、"Silk Sonic Intro"に参加したファンク・ベーシストのBootsy Collinsが命名したとのこと。

Bootsy Collinsと言えば、Bobby Brown, Mariah Carey, TLCらの楽曲を手がけたR&B界の名プロデューサーKenneth Edmondsを「Babyface」と命名した張本人としても有名。
話題尽くしとなった"Leave the Door Open"ですが、実はこの曲には「ある日本人奏者」が演奏で参加。
ヴィオラ奏者Yoshihiko Nakano氏が参加
"Leave the Door Open"には、ポピュラー・ミュージックで通常使用されるピアノ、ドラム、ベース以外に、チェロ、ヴァイオリンといった複数の弦楽器奏者達による演奏が加えられており、その中で「ヴィオラ」というバイオリン属の弦楽器の演奏者として、ある日本人が抜擢。
それがYoshihiko Nakanoという人物。
Yoshihiko Nakano氏は、米ペンシルベニア州フィラデルフィアを拠点とするアメリカの室内管弦楽団「フィラデルフィア室内管弦楽団」の一員として、米国で活動する日本人ヴィオラ奏者。
音楽評論家/ライターの吉岡正晴氏の記事によると、Yoshihiko Nakano氏は主にクラシック音楽に精通されているとのことで、レコーディングの日にスタジオで楽譜を渡された際、この曲がBruno Marsの曲だということは知らされたものの、それ以上のことは何も知らないということで、吉岡正晴氏がYoshihiko Nakano氏に直接伺ったところ「リラックスしたセンスのいい曲だと思いました」という返答だったとのこと。
ちなみに、Yoshihiko Nakano氏はSilk Sonicの"Smokin Out the Window"でも、ヴィオラの演奏を担当しています。
Smokin Out the Window
Silk Sonic
iTunes: https://apple.co/3DHPHbz