R&Bアーティストが歌ったヒップホップの名曲
ヒップホップとR&Bを融合させた「ニュー・ジャック・スウィング」や「ヒップホップ・ソウル」というスタイルが確立されて以降、盛んに行われたラッパーとシンガーの共演。
人気アーティスト同士の共演はいつの時代も華やかですが、中には表立ってクレジットこそされていないものの、実はあのR&Bアーティストが歌っていたというヒップホップも多数存在。
この記事では、R&Bアーティストがボーカルを担当した、ヒップホップの名曲をピックアップしてみました。
Vocal by
Zhane
DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince - Ring My Bell
デビュー前のZhaneがコーラスを担当した"Ring My Bell"。
Zhaneは、この後もNaughty By Nature, Busta Rhymesらの楽曲に参加。
Vocal by
Total
The Notorious B.I.G. - Juicy
The Notorious B.I.G.とレーベルメイトだった女性R&BグループTotalが、名曲"Juicy"のボーカルを担当。
"Juicy"のビートはPete Rockによるアイデアだったものの、「Sean Combsが横取りしてしまった」という話も。
Vocal by
Crystal Johnson
Pete Rock & C.L. Smooth - Take You There
Dr. Dre, Heavy D, Mobb Deepらの楽曲にも参加していた女性シンガーCrystal Johnsonがボーカルを担当。
彼女はUsherやTotalのボーカル・コーチを務めていた人物。
Vocal by
Simple Pleasure
Queen Latifah - Fly Girl
女性ラッパーのパイオニアQueen Latifahの人気曲"Fly Girl"は、男性グループSimple Pleasureがボーカルを担当。
Simple Pleasureは空軍勤務の3人で結成され、'92年にデビュー・アルバムを発表。
Vocal by
The Flex
LL Cool J - Around the Way Girl
BlackstreetのメンバーEric Williamsが在籍していた、The Flex(別名Perfection)というグループがボーカルを担当した"Around the Way Girl"。
この曲で、LL Cool Jは始めて全米シングル・チャートでトップ10入り。
Vocal by
Puff Johnson
2Pac - Me Against the World
2Pac"Do For Love"を手掛けたプロデューサー・デュオSoulshock & Karlinが手掛けた"Me Against the World"は、彼らが指名した女性シンガーPuff Johnsonがボーカルを担当。
Puff Johnsonは'96年にアルバム『Miracle』を発表するも、2013年に40歳という若さで死去。
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