Guyのスロウ・ジャムの傑作"Piece of My Love"
ニュー・ジャック・スウィング生みの親Teddy Rileyを中心に、Aaron Hall, Timmy Gatlingの3人で結成されたGuyは、'88年にアルバム『Guy』でデビューした伝説のR&Bグループ(アルバム・デビュー前にTimmy Gatlingはグループを脱退し、代わりにAaron Hallの実弟Damian Hallが加入)。
"Groove Me"、"Teddy's Jam"と言った、後世に残るニュー・ジャック・スウィングがGuyのデビュー・アルバムを盛り上げた中、スロウ・ジャムで圧倒的な人気を集めた曲と言えば"Piece of My Love"。
Guy
Piece of My Love
iTunes: https://apple.co/3EGivBR
実は、この曲のイントロでAaron Hallが歌っているある一言が、ファン達の間で話題になり続けており、それが「Aaron Hallは"Piece of My Love"のイントロで"Dumb Bitch (最低のクソ女)"と歌っている?」という都市伝説。
Aaron Hallはイントロで何と歌っている?
ファン達の間で議論されている「Aaron Hallは"Piece of My Love"のイントロで"Dumb Bitch (最低のクソ女)"と歌っている?」という箇所は、"Piece of My Love"の00:45〜の箇所。
ちなみに、ラッパーのCommonがChantay Savageを迎えて'97年にリリースしたシングル"Reminding Me (Of Sef)"でも、この件について言及(01:05〜)。
「Round then Guy came out with, "Piece of My Love".
Arguin' over if he said, "Dumb bitch"」
Common
Reminding Me (Of Sef) feat. Chantay Savage
iTunes: https://apple.co/3lP5ZZ7
この都市伝説に関して、GuyのメンバーTeddy Rileyは「"Dumb Bitch"ではなく"Come on Baby"だ」と、「Vibe」のインタビューで主張。
ちなみに、ファンの意見としては「Aaron Hallが"Dumb Bitch"と歌っていても驚かない」や「再生速度を遅くして聴くと確かに"Dumb Bitch"に聴こえる」と言った意見が多く見受けられたものの、果たしてこの件の真相はいかに?
"Piece of My Love"をサンプリングするアーティスト達
セカンド・アルバム『The Future』に収録された、Guyが歌うスロウ・ジャムの名曲"Let's Chill"に負けず劣らないインパクトを残した"Piece of My Love"は、シングル・リリースされなかったことを疑ってしまうほどの抜群の存在感(シングル"Spend the Night"のB面には収録)。
その事実を裏付けるかのように、Guyの楽曲でサンプリングされる数が断トツに多いのが、"Groove Me"や"Let's Chill"といったシングル曲ではなく、この"Piece of My Love"だと言っても過言では無いほど、多くのアーティスト達から愛され続けるGuy不滅のクラシックで、Guyに影響を受けたアーティスト達が、"Piece of My Love"にオマージュを捧げた楽曲を次々と発表しています。
Trei Stella
Waiting 4 U
iTunes: https://apple.co/3vGYK81
Ajia
Piece of My Love
iTunes: https://apple.co/3cO9bjo
Mariah Carey
Crybaby feat. Snoop Dogg
iTunes: https://apple.co/3gyU3sx
Sabrina Claudio, Wale
All My Love
iTunes: https://apple.co/3gxlzXf
Marc E. Bassy
Free Love feat. HBK P-Lo
iTunes: https://apple.co/2Ue97mA
Ruff Endz
All of My Love feat. The Talk Box Queen
iTunes: https://apple.co/3xvhS9Y