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Bobby Brown|"My Prerogative"のレコーディング時、ボビーとテディは「ある事」で衝突していた。

  • 執筆者の写真: R&B SOURCE
    R&B SOURCE
  • 2月2日
  • 読了時間: 2分

全米シングル・チャートを制した"My Prerogative"


"Every Little Step"、"Roni"、"Rock Wit'cha"など、後世に残る名曲が詰め込まれたBobby Brownのデビュー・アルバム『Don't Be Cruel』の中で、最も強烈なインパクトだった1曲と言えば"My Prerogative"。


ニュー・ジャック・スウィング生みの親Teddy Rileyが手がけた、重厚感のあるビートが特徴的なスウィングR&Bで、Bobby Brownが自身のキャリアで唯一全米シングル・チャート1位を達成した楽曲。


しかし"My Prerogative"のレコーディング時、Bobby Brownと「ある事」で衝突していたと、Teddy Rileyが当時の様子を「Essence」のインタビューにてコメント。

「"My Prerogative"は、Bobbyと一緒に自宅で作業に取り掛かっていて、その時のBobbyのボーカルはとても良かった。でもスタジオに入った時に、Bobbyが『テノールだけで歌いたい』と言い出した。俺は『この曲はテノールだけじゃキーが高すぎる』って伝えたんだ。そのことが不服だったのか、Bobbyはスタジオから出ていった。『この曲を他の誰かに渡すことだって出来る』と言ったけど、この曲はBobbyの為に作った曲だった」

My Prerogative

Bobby Brown

この時、両者は目を合わせる事も出来ず、Bobby BrownはTeddy Rileyを威嚇するほど険悪なムードで、しかし3時間の休憩後にBobby Brownは再びスタジオへ戻り、Bobby Brownは「もし仕上がりに満足できなかったら自分の思うようにする」という条件付きで、再びレコーディングに取り組んだとのこと。


結果的に、Bobby Brownはレコーディングの仕上がりに満足し、"My Prerogative"は全米シングル・チャート1位という快挙を達成。


続けて、Teddy Rileyはアーティストがもっと出来るって知らせてあげるには、彼らが出来ると思っている以上のことを押し広げてある必要があると回想。


若くしてトップ・スターに上り詰めた代償か、素行が荒かったとされるBobby Brownを上手く扱い、結果で証明してみせたTeddy Rileyの手腕は流石ですね。


Don't Be Creul

Bobby Brown




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