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執筆者の写真R&B SOURCE編集部

2Pac|マイケル・ジャクソンからのオファーを拒否していた。2パックが「金」や「名誉」よりも優先したものとは?


2Pacは、Michael Jacksonからの共演オファーを拒否していた。

MJからのオファーを拒否していた2Pac


実現していたら世紀の共演となっていたであろう、2PacとMichael Jacksonのコラボレーション。


実はこの夢の共演が本当に実現していたかもしれず、過去にMichael Jacksonが2Pacにコラボレーションのオファーを出していたものの、2Pacがこの申し出を拒否しており、この衝撃の事実を告白したのが、2Pacによって結成されたヒップホップ・ユニットOutlawzのメンバーNapoleon。


「Cam Capone News」のインタビューにて、Napoleonは次のように答えています。

「2PacはMichael Jacksonからコラボレーションのオファーを受けていて、ある日Michael Jacksonのスタジオにバースを録りに行ったことがあると言っていた。彼は興奮して、母親や家族にそのことを話していたんだ。スタジオに着くと、Michael Jacksonのチームから『Michaelは今日は来ない。でも君にバースを録って欲しい』と言われたようで、彼はそのままスタジオを去ったんだ。『Michaelは俺に挨拶する勇気もないのか?俺は彼の曲に参加しない』と言っていた」

2PacはMichael Jacksonとの共演を熱望していたたものの、とは言えMichael Jacksonを一方的に崇めていたわけではなく、2Pacはモラルや倫理を大切にしていたからオファーを放棄したんだ。彼はMichael Jacksonを尊敬していたからこそ、挨拶もしないで曲に参加して欲しいっていうのはおかしいと思っていたんだ。2Pacは金で動いたわけじゃないからねと、Napoleonは続けてコメント。


ちなみに、2Pacと同じ時期に[Death Row Records]に所属していたR&BシンガーDanny Boyの話によると、[Death Row Records]の創始者Suge KnightとMichael Jacksonは親しい関係で、Danny BoyとMichael Jacksonが同じ会議に出席した際、Michael Jacksonの前で2Pacのアルバム『All Eyez on Me』の音源が再生され、Michael Jacksonはかなり興奮気味だったとのこと。


最終的に2PacとMichael Jacksonの共演は実現しなかったものの、2Pac没後の2000年に、Michael Jacksonの名曲"Human Nature"をサンプリングした2Pac名義のシングル"Thug Nature"が発表され、2Pacのチームはこの曲にMichael Jackson本人を迎えようと考えていたようです。

また、Michael Jacksonは'97年に死去したラッパーThe Notorious B.I.G.を迎えた"This Time Around"を'95年に発表しており、ご存じ2PacとThe Notorious B.I.G.は対立関係だったことから、「The Notorious B.I.G.への忠誠心から2Pacとの共演が実現しなかったのでは?」という意見も。


この意見に対してDanny Boyは、Michael Jacksonが2Pacの『All Eyez on Me』を気に入っていたという件から、Michael JacksonがBiggieと2Pacのどちらかを選んだのは見当違いと真っ向から否定しています。


Michael Jackson

This Time Around feat. The Notorious B.I.G.


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